2014-06-11 第186回国会 衆議院 国土交通委員会 第21号
これにつきましては、かねてから、特に建築の場合には情報の非対称ということが言われておりまして、いわゆる構造計算偽装事件の反省を踏まえまして、少なくとも、契約書という形ではございませんが、設計事務所の方から書面で設計契約の中身、これはあくまでも設計でございますけれども、設計及び工事監理の契約の中身についてはしっかり説明するようにということで、今、書面の説明、交付義務までは課されているところでございます
これにつきましては、かねてから、特に建築の場合には情報の非対称ということが言われておりまして、いわゆる構造計算偽装事件の反省を踏まえまして、少なくとも、契約書という形ではございませんが、設計事務所の方から書面で設計契約の中身、これはあくまでも設計でございますけれども、設計及び工事監理の契約の中身についてはしっかり説明するようにということで、今、書面の説明、交付義務までは課されているところでございます
姉歯事件、構造計算偽装事件で、御案内のとおり、建築基準法改正、その中で、大臣プログラム、これを認定し直さなければならないということになりました。
加えて、構造関係の技術的基準、これにつきましても、構造計算偽装事件の反省を踏まえてより明確化した。そういったものがなかなか見えてこないとプログラムの改正もなかなかできない、こういったことがございまして、御指摘のとおり、現在まだ新しい認定は行われておりません。
ただ、確かに言葉で言われれば、倒壊、崩壊のおそれが高い、大きな地震が来れば崩れてしまうのではないか、危険だなと思うんですが、これはさきのいわゆるマンションの耐震構造計算偽装事件だったでしょうか、いわゆるヒューザーとか姉歯事件というのがありましたけれども、結局あれで住めなくなったマンションというのがありました。
今回の姉歯元建築士による構造計算偽装事件でも、そもそもは彼の生活に余裕がなかったと、このような発言もあったというふうに聞いております。 この建築士の報酬の在り方については衆議院でもかなり掘り下げた議論が行われてきました。
そういう中で、前大臣の北側国土交通大臣から今回この重責をお引継ぎなさったわけでございますが、この一年間たちまして、冬柴国土交通大臣は、構造計算偽装事件のこの問題に対する今日の御認識はどのように思っていらっしゃるか、また今後どのような対応をなさろうとなさっているか、御披瀝いただければ有り難いというふうに思います。